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第19回 えみし文化ゼミナールヘのお誘い (えみし学会会報「えみし かわらばん 34号」から) 08年9月6日(土)〜7日(日)八戸から久慈へ えみし学会会長 柴田弘武 下記スケジュールのように、今回はお二人の講師のお話と、八戸から久慈へのフィールド 学習です。 おひとりは、是川縄文学習館長 小林和彦先生で、演題は「是川遺跡を中心にして北東北の 縄文について」です。 是川遺跡は2001年の第12回えみし文化ゼミナール「津軽から都母へ」で見学したこと がありますが、そのときは何ぶん時間が少なく、やや欲求不満を残しながら終わらざるを得ま せんでした。あれから7年も経ち、是川遺跡はその後も発掘調査が続けられています。その最 新の成果をお聞きすることができると思います。 ご存知のように是川遺跡は縄文晩期の遺跡ですが、その出土品には誰しも圧倒されます。た とえば合掌する土偶、精巧な藍胎(らんたい)漆器、赤漆塗りの弓や刀、斬新なデザイン土器 類等々です。「合掌」など仏教がもたらした習慣だと思っていたら、とっくに縄文人は祈りの として持っていたわけです。また私は朱塗りでしかも反りのある飾り太刀(木製)を見たとき これは鉄製の太刀を模造したのではないかと思いました。鉄文化など全くなかったとされる縄 文時代にどうしてこのような太刀を考え出したか不思議でなりません。ちなみに古墳時代から 平安時代までの和人の太刀はすべて直刀です。 この高度な文化の縄文人はその後どうなったのでしょうか? 和人社会が弥生・古墳時代を経ながら国家を形成していた時代、北東北ではいわゆる続縄文 文化時代として是川のような文化を持続させていったと思われるのですが、それこそがえみし 文化につながるものであったに違いありません。小林先生からそのあたりまでお伺いできれば なあと期待しています。 もう一人は本会会員である菅原進先生です。先生の大著『エミシの国−アイヌ語地名解(北 東北版)』については、本誌前号(33号)でご紹介させて戴いたので、その綿密な考証ぶり にはすでにご理解頂いているかと思います。今回はその一部にしか過ぎませんが、「ハ戸周辺 のアイヌ語地名について」とい演題でご講演を戴けることになりました。ハ戸市から久慈市へ かけての、日本海側の古代アイヌ語地名の解説をいただけるかと思いますが、そのなかには前 記『アイヌ語地名解』でも触れられていない地名も取り上げられるそうです。そしてそれらは すべてえみしの言葉であったことが明らかにされることでしょう。しかも今回はフィールドで 現地を巡りながらの解説を伴いますので、きっと理解を一層深めることができると思います。 また今回は久慈市教育委員会のご協力も得られまして、久慈市の平沢遺跡も見学できること になりました。平沢遺跡は琥珀の生産工房があった跡で、私も2003年の第14回えみし文 化ゼミナールの資料集『海浜のえみし』で一応は紹介させて頂きましたが、今回その実像を現 地で観察できることになりました。縄文からえみしへの鍵を秘めている遺跡です。 さらにこれはまだ確定はしていないのですが、大変珍しい、ハ戸市の郷土芸能「鮫神楽」も 見せて戴けるよう交渉中です。 両先生のご講演およびフィールドを大いに期待してください。 講演会場および宿泊場所は八戸市の「ウエルサンピア八戸」で、これまた素晴らしいホテル だそうです。懇談会も盛り上がるのではないでしょうか。 ぜひ多くの会員の皆様のご参加をお願いしたいと思いますし、またご友人をお誘いください。 ------------------------------------------------------------------------------- 第19回えみし文化ゼミナール in ハ戸 のご案内 期 日:2008年9月6日(土)〜 7日(日) 場 所:青森県ハ戸市是川中居3の1 「是川縄文学習館」 館長、小林和彦 電話 : 0178-96-1484 FAX : 0178-96-6361 お 宿:「ウエルサンピアハ戸」 JR八戸駅から車で15分 電話 : 0178-23-5151 FAX : 0178-23-5566 〒:039-1111 青森県ハ戸市東白山台1-1-1 会 費:2 2,000円 1泊4食、懇親会、バス、資料、地元芸能、その他 申込みと締切:8月20日(水)までに郵便振込用紙の払い込みで受付とします。 振 込 先:「えみし学会」口座番号:02330-6-35897(備考 19回ゼミ会費) 定員になりしだい締切となります。 交通機関:Aコース JR盛岡駅西口のマリオス1F玄関前から貸切バスで→JR八戸駅 Bコース 東北新幹線「はやて3号」で→JRハ戸駅へ ※ A・Bコースが八戸駅で合流し貸切バスに乗り替えます。 (参考までに、JR東日本の大人の休日クラブ会員の方は8月29日〜 9月7日の期間が3日間乗り放題¥12,000の切符があります) 講 演 1、 「ハ戸周辺のアイヌ語地名について」 講師、菅原進氏 2、 「是川遺跡を中心にして北東北の縄文について」 講師、小林 和彦氏(縄文学習館館長) フィールドワーク @ アイヌ語地名を辿る。(案内:菅原 進氏) 馬淵川、新居田川、是川、堀田、中居、風張、尻内、 石堂、類家、鮫、蕪島 葦毛崎、種差、種市、小子内、長内、久慈・・・・ A 久慈市 「平沢I遺跡」(案内:千葉 啓蔵氏 久慈市教育委員会) |
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えみし学会 | 岩手県盛岡市飯岡新田 |
事務局長 |