指輪のサイズ直しについて
作業内容各種 指輪のサイズ直し
作業可能な素材石などを脱着可能な 銀製品(メッキされたものは不可)
一般的な金製品(純金や、K14未満、WG、ピンクゴールドは扱いません)
プラチナ製品(Pt1000を除く)

パヴェ(Pave)、フルエタニティリング等 サイズ直しを考えていない製品
イリジウムやジルコニウム、チタン、タンタルなどの新素材製品はお断りします。
尚、異なる素材を全面的に貼り合わせた指輪は、サイズ直し不可能です。

まず お問い合わせ下さい。
作業 1

前作業の確認
上の画像は、
お預かりした、K18月形甲丸 ルビー指輪と、
Pt850 四角ダイヤ3個の指輪

加熱して裏側を部分的に拡大して見ると、

以前 誰かがサイズ延ばしした跡が見えますね。
作業 2

熱加工


このように、前に延ばした部分を切り取り、新たに必要な地金を足します。
バーナーで熱してロー付け(溶着)

プラチナ製品に使う Ptロー(金属を付ける 特殊合金)は、プラチナ用で。
金製品に使用する 金ローは、サイズ直しする指輪の品位から
1〜2Kt低い品位の合金(融点も ちょっと低い)を自作して使います。
銀には、小森宮の銀ロー2分か5分を使用。
作業 3

仕上げ


ヤスリで指輪の内側を整え、鉄芯に入れて丸くなるように力を加え、サイズ確認。
また各種のヤスリを使い分け外側を整形(足した部分を元の形にヤスリ合わせる)
炭素鋼の「へら」を使って硬くし、光沢を出します。
細工価格サイズを小さくする場合は、1500円〜
大きくする場合は、素材と形状、延ばすサイズによって異なります。
(指輪を実際に見させていただいてから価格を決めます)
ちなみに、上に掲載した K18 ルビー指輪は #9 → #11で 3000円(当時の地金相場)でした。
備考

repair の注意
今回のプラチナ指輪のように、肉眼でもサイズ直しの跡が見えるのは、
前回 作業した人の不正です。
黒変しているのは銀ロー使用、延ばす素材も粗悪な金属らしい(組成不明)
作業直後は同じような色だから、違いに気付かれないと思ったのでしょう
信頼できる職人や店に依頼しましょう。

近頃、多数の「宝飾品を扱う店」が出来ています。
しかし、それを扱う店員に宝石の知識がほとんど無く、思わぬ事故が多発しています。
サービスのつもりで言う「クリーニングします」は、気を付けましょう
エメラルド、トルコ石、オパール・・・その他多数の宝石は超音波洗浄でダメージを受けます。


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